今年のオリヴィエお誕生月企画のお話の舞台は久しぶりに上海です。
1927年夏の終わりから秋にかけて、リュミエールの巴里行きが
決定する少し前のお話し……となります。
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この物語は、水夢骨董堂細腕繁盛記の外伝となります。
尚、内容の一部に、『外伝・花影追憶』を元にした会話が出て参ります。
未読の方は、ぜひそちらから読んで戴くことをお薦めします。
またサイトには掲載されていませんが、『水夢骨董堂細腕繁盛記3』を
お持ちの方は、チラッと「夏の章」と「秋の章」を読み直していただけると
よりお楽しみ頂けるかと思います。
でも、この上記の作品を未読でも単独のお話しとして読めるよう努めてあります。
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