ヤケになった俺は、馴染みの四馬路の娼館のオヤジに【キュウレンホウトウ】したいから適当に見繕って人をよこせ。しかも【テツマン】もするぞ、男はなるべく綺麗なのを……と店に入るなり言った。

 オヤジはあきれ顔をしつつも「是」と答えて、下働きのものにボソボソと何やら声をかけた。俺は案内された部屋に入ると、湯を使いローブに着替え、備え付けの男即立感服丸をいつもの倍飲み、準備万端で女たちを待った。しばらくして、オヤジが麻雀卓を抱え、見るからにむさ苦しい男を連れて部屋に入ってきた。

「オスカーさん、雀師ではあんまり綺麗なのはいなくてスミマセン。メンバーたりないんで、ワシも入れてもらいますがようございますね? 忙しいんでとりあえずハンチャンにさせてもらいますが、後から巧いプロの雀師を来させますんで〜いや、ダンナもお好きですな〜テツマンとは〜」

 オリヴィエ〜、リュミエール〜、お前たち、いつか必ず二人まとめてヤッてやるからな〜(T^T)

−END−

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 この後、オスカーは麻雀を覚え、五年後に【九連宝燈】でリュミエールを仰け反って泣かせる事が出来た。彼にとっては、数少ない、リュミエールに勝利した貴重な出来事であった。

 
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